世界猫の日とは？

日本では、2月22日は「猫の日」と呼ばれるほど猫が愛されています。世界でも同様で、8月8日は「世界猫の日」と呼ばれるイベントが開催されています。これらのイベントからも猫が世界的に愛されていることが伺えます。

世界猫の日は、2002年にカナダで制定されました。国際動物福祉基金と呼ばれる、国際的に保護猫に関する対策や寄金活動を行っている団体によって制定されたものです。

国内では、世界猫の日が制定されていることを知らない方も多いのではないでしょうか。制定の理由が明らかになっていないため、世界猫の日は日本国内ではそれほど認知度の高い記念日ではありません。しかし、知っておくことでさらに猫を好きになることができるでしょう。

英語圏内では、「ワールドキャットデイ」などの愛称で呼ばれ、世界的に保護猫への寄金活動などが活発に行われています。

世界各国にある猫の日

日本では、2月22日が猫の日と呼ばれています。語呂合わせで制定されたものですが、同じように世界各国でも猫の日が制定されています。時期は様々で、2月～11月の間で国によって自由に制定されています。

なぜ「猫の日」が存在するのか

世界猫の日を制定したのは、国際動物福祉基金です。世界中の猫が平和に過ごせるような環境改善を目的としている団体です。災害をはじめ、虐待や孤立する動物を救うために世界中で活躍しています。

また、同団体は猫の殺処分を減らすための活動も精力的に行っています。多くの猫は、孤立し、飼い主を失ったことで保健所に保護されます。一定期間以上新しい飼い主が現れない猫は、保健所の施設で殺処分されるのが一般的です。

こうした悲しい事実を少しでも減らすために、国際動物福祉基金では活動を行っています。日本でも同様に、保護猫を1匹でも多く救うための活動が行われています。猫の日が設定されている理由は諸説ありますが、保護猫を救うための活動を活発化させる目的や、猫について改めて考える時間を作るためではないかとされています。

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