身内の繋がりで里親決定!
なんと、もう1匹の猫「チッチ」も引き取り先が決まりそうな状況へ!
里親を繋いだのはwajiの製造を請け負っている職人の繋がりでした。
その方は、もともと猫たちと暮らしていた経験があり、にゃんとシニア猫も経験済みという頼もしい存在。
今現在は、夫婦二人だけで暮らしており 、チッチの置かれた状況を聞いて是非受け入れたいと申し出てくれたようです。
ただひとつ、手放しで喜べない点がありました。
その夫婦の自宅は、神奈川県。
大阪から神奈川までの移動に耐えられるのか、そこだけが心配です。
ずっとのおうちへ無事にお届けするまで
嬉しい知らせを聞いて即答はできなかったものの、チッチの移動へ向け考えることに。
猫のフードなどに携わる関係者へ相談のすると、長距離移動にあたりストレスをいかにかけないかが重要との事。
幸い動物病院で診てもらった際、チッチの健康状態は良いので移動手段の自家用車の環境を整えて、休憩をこまめに取れば大丈夫だという判断に安堵しました。
里親さんと連絡を取り合い、いよいよ譲渡決定です!
シニア猫を車で届ける際の注意点
大阪〜神奈川間は距離にして約460km
この移動をストレスなく過ごしてもらえるように、車内をフラットにして猫V.I.P仕様に。
ケージにトイレ、揺れにも対応できるよう安定感のある場所を作りつつ、動き回れるようなスペースもご用意。。
その甲斐あってか、気に入ってくれた様子。
道中は1時間半に一回は休憩を取り、トイレや水などに気を使いました。
そんなことを繰り返し、9時間ほどかけて目的地へ到着!
菅野いわく人生で一番疲れた運転だったとのこと。
新しいファミリーとの出会い
ついに里親さんとのご対面!
事前にオンラインでは交流していたものの、新しいおうちに着いて自分の居場所にすでにお満悦な様子。
出会って即、深い愛に包まれるチッチでした。
最後に、猫を飼うということ。
このストーリーの始まりは、飼い主の突然のトラブルからでした。
猫に限らず、動物を飼うということはその子たちの一生を面倒見ることです。
もちろん、こちらも人間なので人生何が起こるかはわかりません。
おっちゃんも残してしまった猫の事だけが心残りだったのでは、と菅野は感じています。
堺市動物指導センターのセンター長がおっしゃっていました。
先に逝くのは動物で人間が責任を持って面倒見ること。
万が一に備えて自分に何かあった時に、飼い猫・犬の行く先を決めておくという行動が必要との事です。
路頭に迷わせないためにも重要ですね。
この動物指導センターでは、里親志願者にこのような後継人の決まりを設けているようです。
このストーリーでは、シニア猫というワードが多く出てきていますが、これにも問題があります。
何らかの理由で一度家を離れてしまうと、なかなかもらい手が見つかりづらいという状況。
理由としては、
・早くにお別れが来てしまう
・病気などが多そう
などがあるようです。
しかし、平均年齢の高い日本、人間も高齢者は多いです。
高齢でも体力に自信があり、猫を飼いたいという気持ちがある方は、シニア猫の迎え入れはいかがでしょうか。
そんな方が増えれば、シニア動物問題も少しは解決されるのではないかと考えています。
以上がaoneco社長の保護ネコ活動記でした。
ハッピーエンドを迎えられましたが、aonecoのモットーは「全てのネコが隙だらけに眠れますように」です。
今後も、このプロジェクトを実現するべくものづくりをして保護ネコ支援を行なってまいります。
みなさま応援のほどよろしくお願いいたします!
aoneco サカマキ