シニア猫「チッチ」と「ロキ」の新しいおうち探し ~aoneco社長の保護ネコ活動記~ 前編

この記事は、株式会社waji/aoneco代表の菅野(スガノ)が暮らす街で起きた実体験をもとに書きました。

大阪府堺市、ものづくりの街として有名な場所。
2016年、wajiはここで産まれました。

ご近所に住む、不動産会社の社長をしていた、おっちゃん。

このおっちゃんとの共通点は、「ネコ好き」

今の時代、横の繋がりが乏しく隣に住む人の顔も知らない。
といった話も珍しくない世の中、このおっちゃんとは互いが旅行などで出かければ、お土産を渡しあったり。

野菜作りをしていた方なので、獲れた物を玄関のドアに引っ掛けてくれたりと、そんな付き合いのある間柄。

二人はネコの話題でも盛り上がりました。

始まりは悲しい出来事

いただいていたばっかりで、何かお返ししないとなと思っていた頃。

wajiの裁断場で働く、パートさんより聞いた突然の一言。

「あのおっちゃん亡くなったみたいやで」

病気を患っており、急死だった模様。

これまで良くしてもらっていた事もあり、ひどくショックを受けた。
そして過去に話していたことを思い返す。

「いや、ちょっと待てよネコ居らんかったっけ⁉︎」

しかも2匹のシニア猫、おっちゃんは一人暮らし

極度の不安に襲われ、真っ先に不動産屋の従業員さんへ聞いてみた。

 

すると、従業員の方がご飯はあげてくれていたことがわかり一安心。

その方は猫を飼った経験がないのでトイレなどを含めてネコたちの環境が気になって仕方がない。

交渉の末、おっちゃんの家に上がらせてもらえることになり、部屋に入るとまあまあな状況。

2時間くらいかけて掃除や身の回りを整える。

2匹のうち、1匹は鼻がグジュグジュで歯も悪そうな様子だったので、硬いカリカリでは食べてくれない。

そこでウェット系のご飯に変えたところ物凄い勢いで食べていたので、ホッと胸を撫で下ろしました。

だが、飼い主のいなくなった2匹のネコを前に先が見えない状況、不安は消えない。

これが10月に放送されたショップチャンネル収録の前日であった。

2匹の保護から新しいおうち探し

自身も多忙な状況であったが、ネコにとって住環境をいきなり変えるのもストレスなので、多方面に交渉をする事に。おっちゃんの持ち家であった事から、新たな里親が見つかるまでは今まで通りの家で暮らせることになりました。

waji大阪のメンバーが交代で1日に数回は行きました、ご飯やトイレ、それからおもちゃで遊んでいただいたり。

そんな日々を送っていると、徐々に慣れてくるようになったので、菅野家の行きつけの動物病院へ連れて行くことに。

全体的な診断から検査。
やはり、歯肉炎がひどかったので処置をしてもらいました。

連れてきた経緯を話していたところ、実際このネコ達何歳かね?という疑問になる。

 ご家族の方や近い方々に話を聞くと、12歳と17歳くらいということがわかりました。

まあまあ高齢のネコたち…

(ネコの12歳は人間の64歳、ネコの17歳は人間の84歳くらいと言われています)

 しかし、動物病院で検査をしてもらった結果を見ると、数値も良くて状態は良好!

譲渡できる可能性があるのではないか、という希望の光が見えた夜でした。

 

シニア猫はもらい手が決まりずらい現状

子猫は可愛すぎて人気なのは当然の話ですが、逆にシニア猫はというと。

病気をしがちであったり、お別れが早くにやってくるなどの理由からなかなか譲渡が決まりにくいのが現状です。

シニアでもネコはネコ、年の功か貫禄も出てきて、動きなどもかわいいのですが。

シニア猫を譲渡する際は特にですが、その子の性格や良さを伝える努力が必要だと感じました。

先日、堺市の動物指導センターへ打ち合わせでお伺いした際に聞いたのですが、先に看取るのは人間なので、自身の年齢とネコの年齢のバランスを考えて迎え入れる事。
更には、最悪の事態(今回のような、突然死の場合など)が起きてしまった時に、ネコたちの行き先を決めておく事が大事だとおっしゃっていました。
そういったルールを守れば、悲しい状況に置かれるネコは少なくなるのです。

そこらへんの理解を得られたら良いのかなと思いました。

そんな中で、毎日お世話をしに行っていると自然と情が出てきたこともあり、wajiの職人(aoneco製品も作ってます)が里親候補に。

自分の住環境などの交渉の末、1匹であれば認められる結果が出て、晴れて受け入れが決まりました。

とても嬉しい展開です。

 

そのネコは12歳の鼻がグジュグジュしている方で、病院にも定期的に連れて行けるようにと配慮できました。

今の名前は「ロキ」になりました。

もう1匹のシニア猫、里親がなかなか決まらない焦り

 残るは、17歳の方のネコ。
健康状態は良好でしたが、この子はわりと一人でいるのが好きだったようで、おっちゃん亡き後の間も12歳の子がコミュニケーションを取りに来ても面倒な様子、間に人がいた時とは違い、ストレスを感じているようでした。

すでに先住猫がいる家は難しそうと判断し、引き取り先を当たりました。
近場の知人や友人に30件以上は連絡したでしょうか、それぞれの生活もありスムーズにいくわけもなく途方に暮れる毎日。

 夜は寒くなってきた時期でもあり、夜中に毛布や暖房器具を持って行ったりもしました、気がついたら1時間以上ボーっとしていたことも。

後編につづく

最後までお読みいただきありがとうございました。

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